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10年・・・ 


2010.09.25
Sat
20:37

『心の奥底に、そっとしまいこんでしまっていいことだってあるよ。
 覚えておいていてあげるのもいいんやけどね。
 ああ、あの時こうやってああげたらよかったとか、
 これをしてあげられなかったとか、そっちのほうに気持ちを引っ張られるでしょ?
 だからもう、わざわざ思い出さなくてももういいって。』


思い出さないこともないが、
あまりにも気にかけない自分ももしかして悪いかな???
なんて思いながらかけてみた電話で言われたこと。
10年たってしまった。
この10年の自分のあまりにも変わり映えのなさに
情けなくもある。


 『もっとオキラクに、けど根気よく!』

やはり自分で自分のことはよくわからないもの。
誰かにそう言われて、思わずはっとなる。

そっと過ごそう・・・
今日は彼女の10回忌。

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category: かなえられなかった夢

thread: 私のブログ

janre: 日記

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川はもう・・・ 


2007.10.14
Sun
15:14

ブルース・スプリングスティーン

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『ツトムは、生んでもいいよって言ってくれた・・・
 父親になってあげるからって言ってくれたのに・・・』
一緒に暮らし始める前に口げんかした時の、奈緒子の言ったこと・・・
それだけは、どうしてもできなかった。
苛立ち、焦り、嫉妬、絶望、あきらめ・・・
負の感情に支配されても、それだけは・・・

越えてはいけない線てなんだろうか?
そこだけは守りたいことって何?


『自分を押し付けるつもりもない。
 人格を否定されるのは嫌です・・・
 彼はそれは包みこんでくれるから・・・』

僕はいったい何をしたんだ?
誰よりも、何よりも守ってあげよう、
一緒にいてあげようとしていたのか?


2000年9月24日、その日、僕は仕事に出かけた。
1日のうち、話ができる時間がどんどん少なくなる中、
『彼に連絡しようか?電話番号わかる?』
彼女は首を横に振った。
『もう誰にも会わなくてもいい・・・
 ずっと一緒にいてくれたから、ホントに有難う』
22日の最後のまともな会話だった。
もう休ませてあげよう・・・
頑張らなくてもいいから・・・
もう、ゆっくりしよう・・・
昏睡状態になった彼女の唇をさすりながら、僕はそう話かけた。
出勤して間もなく、臨終の知らせが届いた。

そして7年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



思い出さないことがなかったわけでもない。
今年の夏の突然の出来事だった。
日に日に顔が変わって行く彼女を見ながら、
僕の胸は締め付けられていった。
何で奈緒子を思いだすんだ?
目の前にいる人は似ても似つかない女なのに?
この人を守るべきだろう、絶対に・・・
何で今頃・・・
7年の月日が交錯して、僕は激しいウツに悩まされていた。

胸の痛みか?
けど、今日このまま部屋で死んでもいいかな?
奈緒子が迎えに来てくれて、一緒に行く?って聞いてくれたら
僕は間違いなくついて行ったはずだ。
死んだってかまうもんか・・・
けど、しっかりしなくては!
彼女の声が聞きたい、顔が見たい、息を感じたい・・・
早くしないと、どんどん死にちかづいて行く・・・

呪いなのか?
それとも・・・


ようやく落ち着いた頃の彼女の電話、そして・・・

この2ヶ月は、夢なのかそれとも悪夢なんだろうか?
彼女はどうしてるんだろうか・・・
僕は、もう奈緒子のことを思い出すことはないだろう。
僕は冷たい男か?
いや、ようやく整理がついただけ、そんな気がする。

愛ってなんだろうか。
どうやって彼女たちを受け入れようとしていたのか。
僕はいったい・・・・・・・・・・・・・・・・・

川はもう干上がっているはずだ。

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thread: 大切な人。

janre: 恋愛

tag: リバー 
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”かなえられなかった夢”は・・・・・・・ 


2007.10.12
Fri
02:34

ブルース・スプリングスティーン

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『一人で考えたい』
そして翌日
『このままの私を受け止めてほしいだけ・・・』
昨日うけとったメール・・・

彼女の死から7年、僕はどこにいたんだろうか・・・
胸にあいた大きな穴を必死になって埋め、記憶の片隅に追いやり
同じ思いから逃げ続けて、そして勇気をもってつかまえようとした人。
彼女の全てを受け入れようと、必死になってそして・・・



『こんなにこっちが、頑張ろうとしてるのに、
 一緒にお母さんの面倒をみようって約束したやろ!』

どうしてもと言って、引き止める僕を振り払って行ったヨーロッパから
帰ってきてから、急に容態は悪化、そして、医者のアドバイスも聞かず
退院してきたお盆から日に日に衰弱していった・・・
我がままと頑固さだけはそのままの、彼女の死ぬ2週間前に
僕は、こらえきれず怒鳴りちらした。

ろれつがまわらず、寝たきりで、確実に迫っている死の恐怖
あきらめ、悲しみ・・・・
一番つらいはずの彼女に僕がやったことは
行き場のない悲しみと苛立ちを爆発させただけだった。

奇跡なんかは起こらないし、神様がいるのかどうかも考えたこともない。
滅多に起こらない、そう、起こりえないからこそ奇跡なのである。
般若心経は唱えなかったが、神様には祈った。
『本当に僕が替わりになりますから、どうか奇跡を・・・』

奇跡は起こらないが、神様はいたようだ。
僕を、人の気持ちなんてわからない、考えようともしない
目の前にいる、世界で一番大切にしようと思う人の
悲しみさえ見えなくしてしまったようである。
『ただ受け止めて欲しいだけ・・・』
救われるべきささやかな望みさえ、ふみにじって
僕は自分の望みだけを押し付けていた・・・
何も考えず、何も感じず、何も思いやることもなく
ただただ、自分の思いだけを撒き散らそうとした。


僕は彼女の死から立ち直ったと思っていたのだろうか・・・
悲しみを克服できたと思いこんでいただけだったのか、
7年のあいだで、僕は悲しみも何も感じない人間になってしまっていた。
一月前、『聞いてほしいことがある・・・ホントのこと言うから』
涙声でかかってきた電話、飛ばす高速の上、
もしも彼女がHIVなら愛せるのか、愛する人の死をまた見送れるのか・・・
誰かの子供なら、一緒に生んで育てられるのか・・・
胸の痛みをかかえながら、会いに行った。
どんなことでも受け入れよう、彼女の全てを・・・
喜怒哀楽、家族、友達、彼女の生きてきた全てを受け入れよう・・・
7年前と同じくそう決心したはずだった。


悲劇も奇跡と同じく、滅多にはおこらない・・・起こりえないこと。


ただただ悲しみを受け入れて欲しい、そんなささやかな願いごと
日常のどこにでもある、誰もが持っている当たり前の願いごと
『偉くならなくてもいい、そのままの自分でいい、イヤなことは早く忘れたい・・・』
わがままでも何でもない、誰もがいつも思う、そんな当たり前のこと・・・・・・
当たり前すぎてすっかり忘れていたこと。

一番大切なこと
誰かにそばにいて欲しい・・・
彼女はそう思っただけのことかもしれない。
ただただそれだけのことを、僕は受け入れられなかった・・・
一番かんたんで、一番大切なことを忘れていたのは、僕だったんだろうか・・・
僕はただただ苛立つしかできない、救う必要のない人間
神様が7年間でくだした判断なんだろう。


”そんな数々の思いが、今、オレを川に連れてゆく
 もうその川は干上がっているというのに・・・・・・”


category: かなえられなかった夢

thread: せつない。さびしい。恋しくて。

janre: 恋愛

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”かなえられなかった夢”は今も・・・ 


2007.10.10
Wed
20:50

ブルース・スプリングスティーン

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彼女が一人で子供をおろしてきた後のこと、
当然のことながら沈んだ表情が見え隠れしていました。
当然のことながら僕は気づいていないふりをしていました。

半同棲を始めた秋の連休のある日、
彼女から、心の中の彼の面影を消せないこと
内緒で東京に行き、遠くから見ていたこと
僕との今後のために、けじめをつけておきたいことを告白されました。

時間しか解決してくれないことがあるのは、分かっていても
”今”どうにかしたいことっていうのもあるようです。

僕は片道分だけの飛行機代を渡し、必ずその日に僕の部屋に
帰ってくることと、本当にこれで最後にすることを約束して
彼女を送り出しました。
約束通り、夜遅く彼女は帰ってきました。
AB型の双子座らしく、喜怒哀楽・好き嫌いがはっきりしていても
妙なリアリストぶりを発揮し、帰りは自腹の新幹線と地下鉄でした。

1月のある日、彼女は救急車で運ばれました。
大したことないから見舞いに来なくてもいいと言いましたが、
行ってみたところ、急な出血と下腹部の激痛だったようです。
明らかに流産でしたが、僕はやはり気づかないフリをして
彼女を母親のところに送り届けました。
帰りの家の近くの喫茶店で、『ごめん・・・』とつぶやかれましたが
聞こえないフリで話をさえぎり、『もう大丈夫みたいやから』
と言い残して帰りました。




今日あることで、何が愛なのかと考えた時、ふと思い出しました。
昨日まで、完璧に記憶から消し去れたのは、愛情だったのか・・・
そのままに彼女を受け入れようとしたのは、いつだったのか・・・
そのまんまの彼女を、受け入れたのか?
もしかして逆に彼女の全てを否定して、
自分の感情の全てを押し付けてしまっていたんじゃないのか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年の夏、あることをきっかけに、彼女の記憶がよみがえってきて
激しいウツの症状に悩まされました。
ぼくの顔には、死相がでていたようです。
このまま、死ぬことになってもいいんじゃないだろうかと
1週間くらい漠然と考えていました。
ある人に助けて欲しかったのですが、連絡がとれませんでした。


一生懸命なあまり、自分の思いだけで彼女の存在を塗り替えようと
したんじゃなかったのか・・・
もっともっともっと、彼女の全てを受け入れて、愛して
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


息をひきとる2日前、肝機能障害で意識もままならない彼女に
お母さんは、数珠をもたせ般若経を何度も唱えさせていました。
呆然として見つめる僕は、ただただ見つめていました。

息をひきとる前の『ありがとう』って・・・・・・・・・・・・



愛する人とどうかかわるのか
その全てをどう受け入れるのか
喜びやら悲しみやら切なさやら涙やら
全部分かりあいたかった。
ただそれだけなのに、何でこうなっていくのか。


彼女は報われたのか、僕の思いは一体・・・・・・・・・・・・・・

category: かなえられなかった夢

thread: せつない。さびしい。恋しくて。

janre: 恋愛

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”かなえられなかった夢”がいま・・・ 


2007.10.04
Thu
21:59

ブルース・スプリングスティーン

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彼女と知り合った時、むこうは不倫中でした。
年下の若い男に少し興味があっただけなのかも知れません。
相手は大手の都銀(今、こんな言い方しないな?)
今は、我が国を代表するメガバンクの一つの支店次長でした。
半年ほど経ってむこうの仕事場で、
関係がばれたみたいですぐに転勤となり
関係は終わったようでしたが、妊娠していました。

春先の暖かい日、天満の帝国ホテルのロビー、
川沿いの満開の桜を、二人で見ながら、
彼女は『最後かもしれない・・・生みたい・・・』と言いました。
嫉妬、絶望、怒り、驚愕、あきらめ・・・
自分の中の全ての負の感情に支配されて、狂いそうになって
どうしようもなくなって、彼女の電話には一切出ませんでした。

1ヶ月後、彼女が一人ぼっちで、おろしてきてから
また会うようになりました。
『オレのせいじゃない・・・』何度も自分に言い聞かせて、
感情を押し殺して、彼女の笑顔だけを見ようとしました。

一緒に暮らすようにようになり、会社を辞めて失業保険で
ぶらぶらしてアルバイトをしてたときも
僕は、全て忘れたようなフリを続け、
彼女は、過ぎ去った遠い過去の一つのように振る舞いました。

今の仕事について、結婚はまだ先かなとも思ったけど、
彼女は、全然気にしていないかのようにしていました。

彼女の大腸ガンの手術後、
集中治療室で意識朦朧としたまま、手を握って
『ずっと、一緒にいるから・・・』とだけ言いました。
その夜、僕は一人で声をあげて泣きじゃくり
彼女が死ぬまでずっとそばにいようと決意しました。

お葬式が終わり四十九日の席、
良心的なお母さんの友達に囲まれて
聖教新聞と般若心経の経典を渡され、笑顔で
『いっしょに彼女を送ってあげましょう!』と言われたけど
逃げ出しました。
3ヶ月ほど経って、福島区にある会館にお骨を収めに行った時、
骨壷を渡され『これでホントに最後のお別れやから。』
と言われ涙ぐんでいる時、誘われましたがすぐにその場を離れました。
2年後、お母さんの友達から電話があり、
お骨を和歌山の霊園に納めたこと、駅から近く、海も見えて
眺めがいいからぜひ行ってあげてくださいと言われました。
それから会ってもいないし、連絡もとっていません。


ブルース・スプリングスティーンの【リバー】を思い出します。
”かなえられなかった夢が、呪いのようにオレを苦しめる”



category: かなえられなかった夢

thread: せつない。さびしい。恋しくて。

janre: 恋愛

tag: ブルース・スプリングスティーン  リバー 
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